キャンパス・ダイアリー
ストン…



突然肩の荷が下りた。



「あっ!俺バイトだから!またね!」

「はい!ありがとうございました!」



先輩は立ち上がり、帰っていった。


私も立ち上がってアパートに向かった。



学校から歩いて20分…。


アパートに着いて、部屋の前まで来たら…



「夢ちゃん!」

「お母さん!」



お母さんがいた。


嬉しくて、思わず飛びついた。



「突然ごめんね…。仕事が落ち着いたから会いに来たの!」

「嬉しい!部屋狭いけどあがって!」



鍵を開け、お母さんと部屋に入った。
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