キャンパス・ダイアリー
一時間後にはテーブルに豪華な食事が並んだ。

どれもすごくおいしそうで…



「こらっ!いただきますしてからでしょ!」

「ごめんなさい…」



我慢できず、手を延ばしてしまったらお母さんの叱責…。

なんか…親子ってかんじだね。

ううん…離れてたけど、お母さんとはちゃんとした親子。

まるで今の私たちは、わがままな子供とそれに手を焼くお母さんのよう…。



「いただきます!」



二人でご飯を食べはじめた。

お母さんの料理はどれもおいしい。


私、お母さんの血を引きたかったなぁ…。


下宿はじめてもうすぐで一年になるというのに、全く料理上達しないんだもん…。
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