キャンパス・ダイアリー
ご飯を食べ終わり、二人で後片付けをした。



「じゃあ…そろそろ帰るね。たまには電話してね」



お母さんをバス停まで見送り、また会う約束をした。


家に戻って先生に電話。


やっぱり…話題は斎藤さんのことばかり…。



「正直…俺も怖い」



先生は本音をぽろりと吐いた。



そういえば…馬場先輩のこと話しておいた方がいいよね…。



「馬場先輩うちらのこと気付いてるって。応援してるよって言ってくれた。斎藤さんのことも知ってて…なんかあったら話聞くって言ってくれたよ」

「あいつなら…大丈夫だ。馬場は本当にいい奴だからなぁ…」
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