キャンパス・ダイアリー
「あれっ…?ここは…」



見知らぬ部屋で目が覚めた。


シンプルな部屋に水色のベッドカバー…。



「目覚めた?今日は返さないよ…」

「小川君!!」



私がいたのは…小川君が住むアパートの一室…。


危険だ…。


私、このままじゃ殺される。



「ヤダ!帰る!」



ベッドから跳び起きて、外に出ようとした。



「いいのかなぁ?このケータイ…」



目の前に立ちはだかった小川君…

私の顔の前でちらつかせたのは、私のケータイ…。



「メール見ちゃった。藤村先生とラブラブみたいだね」
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