キャンパス・ダイアリー
私が意識を失っている間にケータイを見られてしまったこと…。

先生とのメールはハートが使われていたりお互い大好きだよって言い合っていたり、どう考えても付き合ってるとしか思えないようなメールばかり…。

このままだと小川君は何をしでかすかわからない。


もしかしたら…学長に言い付けるかもしれない。


マスコミとかにも…。



「だったら俺が学校をやめる」



私の話を聞き終わって、先生は何の迷いもなく、私の目をしっかり見つめながら言った。



先生がそんなことする必要ないのに…。



先生が辞めるのなら…私も辞める…。
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