キャンパス・ダイアリー
馬場先輩は恐れていたことが起きて、ビクビクし始めた私と先生の背中を押してくれた。



こんなとこでビビってるよりも…行動しなきゃ…。



「夢香、行こう。小川の家教えて」



馬場先輩と一緒に先生の車に乗り込み、小川君の家に向かった。



どうか…家にいますように…。



「あっ、ここ…」



さっき私が監禁されてたアパート…。



「うっ…」



急にさっきの恐怖が蘇り、吐き気が襲ってきた。


意識をなくしてたあの空白の時間…いったい私は何をされていたの?


どんな目にあったのか…誰か…教えてよ…。
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