キャンパス・ダイアリー

馬場の協力

「先生…家まで送ってほしい…」

「そうだな。わかった」



夢香はか細い声で俺に頼み込んだ。

さすがに歩いて帰らせるわけにはいかない。



「ごめんね、先生…ありがとう…」

「大丈夫だよ。今日はゆっくり休め」



すぐに夢香のアパートに送り届けた。

心配性の俺は、部屋まで送り届けないと気が済まず、夢香をお姫様抱っこで運んだ。



「先生…大好き…」

「俺も夢香大好き…」



ベッドに夢香を入れたら、俺に愛の言葉をつぶやきすぐに寝入ってしまった。


かわいい寝顔の夢香のおでこにキスをし、馬場が待つ車に戻った。
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