キャンパス・ダイアリー
「うん!おやすみ〜…」



夢香は力いっぱい俺を抱きしめながらまたすぐに眠りについた。


抱きしめられた俺は身動きがとれず…夢香の気持ちに答えて夢香を強く抱きしめた。



俺を身動きさせなくしてるお返し〜。



「おさむぅ〜…」



夢香の寝言だ…。

夢の中ではちゃんと名前で呼んでくれてるんだ!?

現実でも呼んでほしいよ、夢香…。



「おやすみ…」



いつの間にか眠気に襲われた俺も夢香に抱き着きながら寝ることにした。



こうして俺と夢香と馬場のどたばたな一日が過ぎていった。
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