キャンパス・ダイアリー
ベッドから起き上がったら近くに脱ぎ捨てられたスーツがあった。

しわくちゃになりかけたスーツをハンガーにかけた。


先生のスーツはほんのりと香水の香りがして…体がとけてしまいそう…。



「ん…ん〜…」



先生がもそもそ動きはじめた。


もう起きたのかな?



先生の顔を覗き込んでみたら、まだお休み中。




もう一回先生にキスをして、朝ごはんを作った。


もちろん、二人分。



なんだか新婚みたい。


まだ先生とは結婚の話はしてないけれど、結婚したらこうやって朝ごはん作ったり、スーツをかけたりするんだろうな…。
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