キャンパス・ダイアリー
「ただいまぁ!おぅ!授業ないのにわざわざすまんな」
五時に先生が戻ってきて、私と先輩の頭をぽんっと叩いた。
先生もどこと無く穏やかな表情というか、安心した顔をしてる。
「で、話できたか?」
「うん。できたよ。昨日一晩で話が一気に進んじゃったよ。弟にきつく言ってくれたって。反省してたみたいだよ。だから…安心してよ、先生」
先生と馬場先輩が二人で話を進めてる…。
弟とかなんとか…さっぱり話が読めない。
「あの〜…何の話?」
男だけの世界に勇気を出して私も割って入った。
「実はさ…小川って子、俺の先輩の弟なんだ。兄ちゃんに言い付けてやったら弟を怒鳴り付けてくれたって。反省してたって言ってたから…二人のことも黙っててくれると思うよ。これからなんかあったら兄ちゃんにちゃんと話すしさ」
五時に先生が戻ってきて、私と先輩の頭をぽんっと叩いた。
先生もどこと無く穏やかな表情というか、安心した顔をしてる。
「で、話できたか?」
「うん。できたよ。昨日一晩で話が一気に進んじゃったよ。弟にきつく言ってくれたって。反省してたみたいだよ。だから…安心してよ、先生」
先生と馬場先輩が二人で話を進めてる…。
弟とかなんとか…さっぱり話が読めない。
「あの〜…何の話?」
男だけの世界に勇気を出して私も割って入った。
「実はさ…小川って子、俺の先輩の弟なんだ。兄ちゃんに言い付けてやったら弟を怒鳴り付けてくれたって。反省してたって言ってたから…二人のことも黙っててくれると思うよ。これからなんかあったら兄ちゃんにちゃんと話すしさ」