キャンパス・ダイアリー
第四章〜夢香目線
ゼミ選び
テスト一週間前にゼミ申し込みが始まった。
私はもうどの先生にするか決めていた。
私が入りたいゼミは…藤村先生。
由美先輩と藤村先生について話したあの日から、藤村先生の見方が変わった。
先生と浩二君を重ねるんじゃなくって、先生は先生として…一人の人間として見るようになった。
先生はやっぱりいい人だった。
引込思案な私は結局三ヶ月先生に話し掛けることはできなかったけど、講義を受けて先生のよさがよくわかったんだ。
生徒を第一に考えてくれていて、どんな小さな質問にも答えてくれる…由美先輩の言う通り、先生は『超人気者』だった。
私はもうどの先生にするか決めていた。
私が入りたいゼミは…藤村先生。
由美先輩と藤村先生について話したあの日から、藤村先生の見方が変わった。
先生と浩二君を重ねるんじゃなくって、先生は先生として…一人の人間として見るようになった。
先生はやっぱりいい人だった。
引込思案な私は結局三ヶ月先生に話し掛けることはできなかったけど、講義を受けて先生のよさがよくわかったんだ。
生徒を第一に考えてくれていて、どんな小さな質問にも答えてくれる…由美先輩の言う通り、先生は『超人気者』だった。