キャンパス・ダイアリー
夏休みが終わり、ゼミが始まった。



大好きな先生のゼミ…。


緊張してるのか嬉しいのか…よくわかんない。



高鳴る胸を抑えながらゼミ教室へと向かった。



「落ち着け〜…」



小声でそっと自分に言い聞かせてから教室に入ったら…。





男子しかいない…。



まさか私紅一点!?




ケータイを見たら時間は授業開始一分前で、あわてて隅っこの席に座った。



たしか、ゼミの定員は20人…。



男子の人数を数えてみた。



その数は19人。




これって…本当に私紅一点ってこと!?
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