キャンパス・ダイアリー
紅一点な状況に戸惑っていたら、先生がきた。



かっこいい…。



細身なスーツをサラっと着こなしていて…。


こんなにかっこよくて優しい人だから…彼女いるんだろうなぁ…。




勝手な妄想をしながら先生をみつめ続けた。



本気でスキ。

叶わない恋かもね…。

伝わらないかもしれない。



でも、こうやって見ていられるだけで十分。



目立たない私をゼミに入れてくれただけで…それだけで十分だよ。


こうやって先生のゼミに入れたってことは、少しだけ目に留まったってことだよね…。



1パーセント以下でもいいから…先生の頭の中に私を入れておいてほしいよ…。
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