キャンパス・ダイアリー
春の暖かさにふらふらしながら歩くゼミ生を引き連れて教室に向かった。

道中ちょっとしたトラブルが…。



「あったけぇなぁ〜。俺今日気持ち良すぎて起きれなかったよ」

「俺も!春はやっぱ昼寝が…」



−ゴツン!−



突如聞こえた鈍い音…

びっくりして後ろを振り向いたら…



「おい!大丈夫か!?」



ぼけっとしてたのか、一人柱に頭をぶつけてしまった。


そんな勢いがあるわけではなかったし、軽くぶつけたようだ。



「保健室行くか?」

「大丈夫です…。ちょっとぼーっとしちゃって!」
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