キャンパス・ダイアリー
「じゃあね!先生!」

「失礼しました!」

「また来いよ!」



二人は二時間ぐらい滞在して、帰っていった。




一人きりの研究室で、橋本が座っていたところにドカッと座った。





それにしても…橋本の目が気になるなぁ…。





もし…本当にもしも、橋本が俺を好きだとしたら…?




やっぱり、断るべきだろうな…。


教授と学生なんだし…


年齢だって一回り以上離れている。


もしも俺の予想が当たっていたら、きっぱり断ろう。



橋本には申し訳ないけど…仕方ないよな。



立場を考えちゃうと…。
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