キャンパス・ダイアリー
第八章〜夢香目線

緊張…

「せんぱ〜い!」



事務で由美先輩を発見。



私はさっき…藤村先生の研究室から出てきたばかり。



「夢香ちゃん!どうしたの?」

「はぁはぁ…学食…行きましょう!」



ついさっきまで先生が横に座っていた。

興奮と緊張と感動と…

私の頭の中はわけのわからないことになっている。



「まぁまぁ…落ち着いて。学食行こう」



由美先輩が優しく私の手を握って、引っ張った。

先輩の手がなんだか暖かくて、少し落ち着いた。



先輩に引っ張られ、学食に向かった。


歩けば歩くほど、また胸が高鳴る。
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