キャンパス・ダイアリー
いつもは夢なんてすぐ忘れちゃうのに、今日の夢はなかなか忘れられない。


ずっと頭の中にこびりついている。


研究室に着いて、ひたすらぼーっとした。



「先生ー!生きてる?」

「んあっ!?お前らいつの間にきたの!?」

「10分前くらい?なんか先生違う世界に飛んでたよ〜!」



知らない間に、四年生が五人いた。



「先生、もうすぐで授業始まるよ!そろそろ行こうよ」

「そうだな。行くかぁ…」



考え事してると時間が経つのが早い…。



「よし!今日も頑張ろうな!」



俺をこっちの世界に戻してくれたやつの背中を押し、教室に行った。
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