…嘘を愛した少女…
新学期
四月…

春…



私はついに中学生になりました!


甘味 苺(あまみいちご)、 12歳!


小学校から2分も無いから距離は変わらないけど、あそこには400人もの新しい人が私を待ってるんだ!





考えただけでワクワクしちゃう!





『いっちご〜!おは☆』

『あっ萌子!おは☆』

この子は春日井 萌子。

小学校でずっと同クラだった大親友!

『一緒に行こうぜ☆新たな世界へ(笑)』


『おぅ!でわジャーンプ!』


『キャっっっっ』


えっ誰だろ?



見ると同じ学年の印である赤いリボンが結んである。


『あっごめんなさい!』


『いぇいぇ大丈夫です!』

かわいぃ子…

フランス人形みたい。


髪はちょっと茶髪のフワフワなカール…




肌は雪の用に白く…




目はサファイアの用に青い



スタイルも抜群…



同じ女子でも見とれてしまった。



『あのっ今日から一緒の中学だよね?』


『あっはいぃ!よろしくお願いしますネ!』



『私、甘味苺!』
『あっ私は春日井萌子!』

『あっご丁寧に。私は白鳥麗乃(しらとりれの)ともうします!』


『えっ日本人〜!フランス人かと思ったぁ』



『えっそんなッ☆ありがとうございます!』



『どっかのお嬢様?』



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