彼猫


なんと言うか・・・



そんな姿もさまになってる。




その時、俯いていた立川くんの顔が上がり目が合ってしまった。




「あ、皆城さん!おはよう」


「う、うん…おはよ」




昨日こともあって気まずい。




「何してるの立川くん?…待ち伏せだったり?やめなよ〜」




冗談なのか本気なのかわからないけど祢六の表情は昨日見た顔と同じだった。



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