彼猫

ペコッと軽く頭を下げ席に着く。




隣の席をみて思わずため息を漏らす。



あいつは…



祢六は一体何考えてんだか……



・・・・何も考えてないか。




小さくため息をつくとノートを開き授業に集中した。



〜〜〜〜〜〜〜



今日の授業も全てが終了し放課後。



「風和、帰るぞ!」



真人は肩に鞄を掛けて待っている。




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