彼猫


知らないって言うなよ!



あんたが読めって言ったんじゃん!!!!




「ちょっと!どうにかしてよ、これ!!」


「嫌だよ〜、風和がもらったんじゃん。じゃあね、僕寝るから!」



窓から出て行く祢六。



ちょっと!いい加減な!


だいたいあいつ、ほんとに何しにきたのよ!



祢六が来なかったらこんなの忘れてたのに!




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