彼猫



「さぁ〜?」



さぁ〜って事はないでしょうよ!


一茶くんよ!




「俺たちが気付いた時にはいなかったし」




またか、また消えたかあいつは!




何回消えれば気が済むのよ!




「風和また出動じゃん?」


ポンと私の肩に手を乗せ、ニコッと笑う美樹。




最悪だ。


朝から祢六探しなんて・・・・。



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