*君の瞳に乾杯ッッ*〜恋した君は年上美人〜
「はっらださん♪」
俺の満面の笑みに対して冷たい視線を向ける原田さん。
「…また来たの?」
「来ちゃダメですかッッ!?」
「…だから、あたし彼氏が
「友達になって下さい!」
原田さんの声を遮った。
聞きたくないから。
彼氏の事なんて。
俺はまず、友達の関係が欲しいんだ。
「…友達?何で?」
「何でって…友達になりたいからです!」
俺は原田さんの顔を真っすぐ見て言った。
「…好きにすれば」
そう言って作業を始めた。
「うぇッッ?いいの?友達でいいんですか?」
「…何その反応。なりたくないなら別にい
「やったぁぁぁぁぁあ」
俺は大声で叫んだ。
店の中で。
ベシッッ
「痛ッッ!ちょ、何するんですか」
「大声ださないで!」
原田さんに頭叩かれちゃった…
って俺なにM発言してるの!
やったぁ〜
友達になれちゃった。
最初は…ね。
絶対俺のもんにしてやる。