【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
ようやくまどろむような感覚が薄れていき意識がハッキリしてくると同時に温かい唇があたしの首筋を移動していくのが分かった。
―――!夢じゃないの?
そう思った瞬間胸から全身に雷でも駆け抜けたみたいな甘い電流が流れていった。
ビリビリと身体を駆け抜けていく痺れるような甘い感覚に体から力という力が完全に抜けてまるで人形のようにぐったりとしてしまうのを自分ではどうすることもできなくて…。
力なく投げ出された肢体を龍也先輩に激しく抱きしめられ紅い痕を残しながらキスを落とされるのをされるがままに受け入れる。
まだ夢の中にいるようで、これが現実だという意識が湧いてこない。
でも先輩が強く吸い上げ紅い華咲かせるチクリとした痛みがこれを現実だと物語っていた。
「…ゆめ…じゃないの?」
「これが夢だったら俺、泣くだろうな。」
先輩のその声にこれが現実だとぼんやりしていた頭がようやく認めると途端に顔が熱くなった。
―――!夢じゃないの?
そう思った瞬間胸から全身に雷でも駆け抜けたみたいな甘い電流が流れていった。
ビリビリと身体を駆け抜けていく痺れるような甘い感覚に体から力という力が完全に抜けてまるで人形のようにぐったりとしてしまうのを自分ではどうすることもできなくて…。
力なく投げ出された肢体を龍也先輩に激しく抱きしめられ紅い痕を残しながらキスを落とされるのをされるがままに受け入れる。
まだ夢の中にいるようで、これが現実だという意識が湧いてこない。
でも先輩が強く吸い上げ紅い華咲かせるチクリとした痛みがこれを現実だと物語っていた。
「…ゆめ…じゃないの?」
「これが夢だったら俺、泣くだろうな。」
先輩のその声にこれが現実だとぼんやりしていた頭がようやく認めると途端に顔が熱くなった。