【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
「うそっ!あっ…やあっ。やめて先輩。」
「それはないだろう聖良。ひでぇ拷問だな。こんな格好で俺と寝ていて更に『もっと』なんて誘っておいて今度は『やめて』かよ。俺だって聖人君子じゃないんだよ。わかっているんだろう。」
反射的に身体を隠そうとしたあたしの両手を押さえつけた龍也先輩はあたしを見下ろすと少し怒ったように言った。
「あ…。」
「目が覚めて惚れた女が裸で自分を抱きしめて寝ていたら襲わない男がいると思う?俺だってもう限界だ」
「龍也先輩…あのっ…これには訳があって…。」
「それは後でゆっくり聞くよ。今は聖良が欲しくてたまらない。もうダメだよ、俺の理性玉砕しちまったから…。覚悟決めてくれよ聖良。」
「だって…熱が…。」
「聖良を抱けば治る。…こんな生殺しのままで身体に良いわけないだろう。聖良を抱かなきゃ俺の熱は下がらないよ。」
龍也先輩が擦れた色っぽい声であたしを誘うように耳元でそう告げた。
あたしは心も身体もあなたに捧げると誓った。
あたしの全てであなたを受け入れると心に決めたの
あたしは心の決めると真っ直ぐに彼を見詰めて想いを言葉にした。
「ずっと待たせてごめんなさい龍也先輩。」
擦れた小さな声は先輩にちゃんと聞こえたかしら。
「それはないだろう聖良。ひでぇ拷問だな。こんな格好で俺と寝ていて更に『もっと』なんて誘っておいて今度は『やめて』かよ。俺だって聖人君子じゃないんだよ。わかっているんだろう。」
反射的に身体を隠そうとしたあたしの両手を押さえつけた龍也先輩はあたしを見下ろすと少し怒ったように言った。
「あ…。」
「目が覚めて惚れた女が裸で自分を抱きしめて寝ていたら襲わない男がいると思う?俺だってもう限界だ」
「龍也先輩…あのっ…これには訳があって…。」
「それは後でゆっくり聞くよ。今は聖良が欲しくてたまらない。もうダメだよ、俺の理性玉砕しちまったから…。覚悟決めてくれよ聖良。」
「だって…熱が…。」
「聖良を抱けば治る。…こんな生殺しのままで身体に良いわけないだろう。聖良を抱かなきゃ俺の熱は下がらないよ。」
龍也先輩が擦れた色っぽい声であたしを誘うように耳元でそう告げた。
あたしは心も身体もあなたに捧げると誓った。
あたしの全てであなたを受け入れると心に決めたの
あたしは心の決めると真っ直ぐに彼を見詰めて想いを言葉にした。
「ずっと待たせてごめんなさい龍也先輩。」
擦れた小さな声は先輩にちゃんと聞こえたかしら。