【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
聖良の帰った部屋は今まで以上に静かでなんだかそれまで俺が住んでいた部屋とは思えないくらいだった。
ソファーに沈み込むように座ってこの3日間を振り返る。
いきなりツイていない事ばかりでUnhappyだと思っていたけれど、聖良と結ばれてずっと望んでいた最高のものを手に入れた。
俺にとってはやっぱりHappyな年明けだったのかもしれない。
コーヒーを沸かそうとキッチンに立った時今までには無かった筈のものが目に飛び込んできた。
ペアのコーヒーカップと聖良用のハブラシ
俺が眠っている間に用意したんだろうか。
聖良がこれを使っている様子を想像して思わず微笑んでしまう。
―――いつだって傍にいるから…。
聖良がそう言うのが聞こえた気がした。
目を瞑ればその細部まで思い出すことができるよ。
細い指
甘い声
柔らかな髪
何よりもその鮮やかな笑顔
一緒に住むのはまだ先の話だけど、それでも聖良の心は確かに俺と共に在るんだ。
ペアのコーヒーカップにコーヒーを注ぐと聖良のカップに砂糖を一つと聖良用に用意したミルクを入れる。
それだけで心が温かくなるようだった。
聖良の想いが俺を抱きしめるように心が満たされていく。
俺はもう一人じゃないんだ
ソファーに沈み込むように座ってこの3日間を振り返る。
いきなりツイていない事ばかりでUnhappyだと思っていたけれど、聖良と結ばれてずっと望んでいた最高のものを手に入れた。
俺にとってはやっぱりHappyな年明けだったのかもしれない。
コーヒーを沸かそうとキッチンに立った時今までには無かった筈のものが目に飛び込んできた。
ペアのコーヒーカップと聖良用のハブラシ
俺が眠っている間に用意したんだろうか。
聖良がこれを使っている様子を想像して思わず微笑んでしまう。
―――いつだって傍にいるから…。
聖良がそう言うのが聞こえた気がした。
目を瞑ればその細部まで思い出すことができるよ。
細い指
甘い声
柔らかな髪
何よりもその鮮やかな笑顔
一緒に住むのはまだ先の話だけど、それでも聖良の心は確かに俺と共に在るんだ。
ペアのコーヒーカップにコーヒーを注ぐと聖良のカップに砂糖を一つと聖良用に用意したミルクを入れる。
それだけで心が温かくなるようだった。
聖良の想いが俺を抱きしめるように心が満たされていく。
俺はもう一人じゃないんだ