【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
~~♪
聖良からのメールだ
どうしたんだろう。今ごろは家族で食事をしているんじゃないのか?
不思議に思いつつ携帯を開く。
メールを見て胸が震えた。
[今からそちらに帰ってもいいですか?]
帰ってもいいですか?
その言葉に涙が溢れてきた。
この部屋に俺以外の誰かが帰ってくる。
『ただいま』
その言葉をこの部屋でもう一度聞く事ができるんだ。
メールの返事を返そうとして指が震えていることに気付く。
早く返事をしたいと思うのに指が上手く動かない。
それでも何とか打った短い文章には、俺の想いの全てが込められているのを、聖良はきっと感じ取ってくれるだろう。
[コーヒーを淹れて待っているから]
あぁ、聖良のためにもう一度温かいコーヒーを淹れ直してやらないとな。
聖良からのメールだ
どうしたんだろう。今ごろは家族で食事をしているんじゃないのか?
不思議に思いつつ携帯を開く。
メールを見て胸が震えた。
[今からそちらに帰ってもいいですか?]
帰ってもいいですか?
その言葉に涙が溢れてきた。
この部屋に俺以外の誰かが帰ってくる。
『ただいま』
その言葉をこの部屋でもう一度聞く事ができるんだ。
メールの返事を返そうとして指が震えていることに気付く。
早く返事をしたいと思うのに指が上手く動かない。
それでも何とか打った短い文章には、俺の想いの全てが込められているのを、聖良はきっと感じ取ってくれるだろう。
[コーヒーを淹れて待っているから]
あぁ、聖良のためにもう一度温かいコーヒーを淹れ直してやらないとな。