【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
最近つくづく思うのは龍也先輩がそのクールなイメージとまったく正反対の情熱を秘めているって言う事。
彼は意外に嫉妬深い。
あたしが暁先輩や響先輩と話しているだけで、その日は絶対に龍也先輩の部屋から帰してもらえない。
え…?どうしてかって?
……っと、その辺は…言わなくても分かるでしょう?…まぁ、ご想像にお任せします。
え~コホン…でね、話を元に戻すけど、龍也先輩は見かけほどクールなんかじゃないの。
彼はあたしが絡むとプチ☆って切れやすくなるらしくて…。
この間もね、駅前のカフェで待ち合わせしたときに、数人の男の子に道を聞かれたの。
場所を説明している途中に先輩が来たんだけど、その時の龍也先輩ったらね、いきなりその人たちをつめた~い目で睨みつけて追い払ってしまったのよ。
「あいつら聖良をナンパしていたのに気付かなかったのか?」
…って、凄く怒られちゃった。
ただ、道を聞かれただけなのに、あんなに怒らなくって良いのにって思ったけれど、『何もされなかった』と言うと、ホッとしたように笑って強く抱きしめられたの。
その笑顔がまた、凄く綺麗で…ドキン!と鼓動が早くなってしまって…。
たったそれだけの事で、怒られてモヤモヤしていた気持ちも何処かへ吹っ飛んで行ってしまうあたしって、本当に龍也先輩の笑顔に弱いと思う。
彼の笑顔が見れるならどんな事でもしてあげたくなるし、何でも頑張れちゃう気がするのよね。
彼の笑顔には、あたしを虜にして、パワーを倍増させる何かがあると思うの。
彼は意外に嫉妬深い。
あたしが暁先輩や響先輩と話しているだけで、その日は絶対に龍也先輩の部屋から帰してもらえない。
え…?どうしてかって?
……っと、その辺は…言わなくても分かるでしょう?…まぁ、ご想像にお任せします。
え~コホン…でね、話を元に戻すけど、龍也先輩は見かけほどクールなんかじゃないの。
彼はあたしが絡むとプチ☆って切れやすくなるらしくて…。
この間もね、駅前のカフェで待ち合わせしたときに、数人の男の子に道を聞かれたの。
場所を説明している途中に先輩が来たんだけど、その時の龍也先輩ったらね、いきなりその人たちをつめた~い目で睨みつけて追い払ってしまったのよ。
「あいつら聖良をナンパしていたのに気付かなかったのか?」
…って、凄く怒られちゃった。
ただ、道を聞かれただけなのに、あんなに怒らなくって良いのにって思ったけれど、『何もされなかった』と言うと、ホッとしたように笑って強く抱きしめられたの。
その笑顔がまた、凄く綺麗で…ドキン!と鼓動が早くなってしまって…。
たったそれだけの事で、怒られてモヤモヤしていた気持ちも何処かへ吹っ飛んで行ってしまうあたしって、本当に龍也先輩の笑顔に弱いと思う。
彼の笑顔が見れるならどんな事でもしてあげたくなるし、何でも頑張れちゃう気がするのよね。
彼の笑顔には、あたしを虜にして、パワーを倍増させる何かがあると思うの。