【長編】Love Step~冷血生徒会長×天然娘の恋愛初心者ステップアップストーリー~
龍也が聖良さんとイイ仲になってからは、週末はあの部屋にオレの居場所は無くなってしまった。
金曜と土曜の夜は無理矢理外へ放り出されて、昼過ぎまでは部屋へ入れてもらえない生活も、もうすぐ一年になろうとしている。
オレっすげぇ苦労猫じゃねぇ?
暖かい時期ならいいが、寒い季節はもういい加減にしろと暴れたくなるぜ。
今だって季節は街にイルミネーションがキラキラと輝くような時期だ。
はっきり言ってすげー寒い。
だが、それを態度に出すと、聖良さんが寒そうだからと作ってくれたお手製のピンクのセーターとか、フリルの付いた服だとかを無理矢理着せられる。
はっきり言ってあれはいただけない。
だからたとえ外が氷点下であってもオレは絶対に寒いなんて態度は取らない事にした。
だが、正直冬は部屋でぬくぬくしていたいのが本音だ。
たとえ二人が隣りでイチャイチャしていても、それは目を瞑っていてやるさ。オレは大人だし寛大なんだ。
だから、部屋から出さないで欲しいんだよなあ…。
そんなオレの譲歩した気持ちを無視し、龍也はあくまでも自分勝手だった。
金曜と土曜の夜は無理矢理外へ放り出されて、昼過ぎまでは部屋へ入れてもらえない生活も、もうすぐ一年になろうとしている。
オレっすげぇ苦労猫じゃねぇ?
暖かい時期ならいいが、寒い季節はもういい加減にしろと暴れたくなるぜ。
今だって季節は街にイルミネーションがキラキラと輝くような時期だ。
はっきり言ってすげー寒い。
だが、それを態度に出すと、聖良さんが寒そうだからと作ってくれたお手製のピンクのセーターとか、フリルの付いた服だとかを無理矢理着せられる。
はっきり言ってあれはいただけない。
だからたとえ外が氷点下であってもオレは絶対に寒いなんて態度は取らない事にした。
だが、正直冬は部屋でぬくぬくしていたいのが本音だ。
たとえ二人が隣りでイチャイチャしていても、それは目を瞑っていてやるさ。オレは大人だし寛大なんだ。
だから、部屋から出さないで欲しいんだよなあ…。
そんなオレの譲歩した気持ちを無視し、龍也はあくまでも自分勝手だった。