ハスキー
鞄をつかみ足早に教室から退散。
屋上までの階段を颯爽と上る。
そしてドアを開ける。
『着――いた。』
そこには空,空,青い空。
何も邪魔するものはない。
ここに来ると自分の小ささを実感できる。
広い宇宙,大空と大気とその中の小さな取るに足らないわずかな空間を占めるあたし。
もはや生きていることが現実なのかを一瞬失う。
ここにあたしは存在しているのか?
これは一種の虚無感か。
あたしは哲学とか倫理とか....思想とか。
とにかく『考える』ってことが好きだ。
ある一つのことを考えて考えて....
自分の哲学を作り上げる。
この瞬間が好き。
空を眺め,『考えて』いるとお腹がすく。
ご飯食べるかぁ。
自分で作ったお弁当箱を開く。
今日のおかずも中々上出来だ。
長年やってきたおかげで料理にはかなり自信がある。
『こ―んなだから誰も寄ってこないんだろな....』
ふとつぶやかずにはいられない。
そういう思想を持っていることが人をあたしから遠ざける。
でももう慣れた。
屋上までの階段を颯爽と上る。
そしてドアを開ける。
『着――いた。』
そこには空,空,青い空。
何も邪魔するものはない。
ここに来ると自分の小ささを実感できる。
広い宇宙,大空と大気とその中の小さな取るに足らないわずかな空間を占めるあたし。
もはや生きていることが現実なのかを一瞬失う。
ここにあたしは存在しているのか?
これは一種の虚無感か。
あたしは哲学とか倫理とか....思想とか。
とにかく『考える』ってことが好きだ。
ある一つのことを考えて考えて....
自分の哲学を作り上げる。
この瞬間が好き。
空を眺め,『考えて』いるとお腹がすく。
ご飯食べるかぁ。
自分で作ったお弁当箱を開く。
今日のおかずも中々上出来だ。
長年やってきたおかげで料理にはかなり自信がある。
『こ―んなだから誰も寄ってこないんだろな....』
ふとつぶやかずにはいられない。
そういう思想を持っていることが人をあたしから遠ざける。
でももう慣れた。