素直になりなよ

『それからっ!真衣、まだ美菜に話したいことあるんだ!!』

美菜は

『もちろんいいよ☆美菜は、真衣の味方だし』

って言ってくれた。
一回、(やっぱやめたほうがいいかも…)って思ったけど…真衣は喋りだした。
『あのね…真衣は、将斗先輩が好きだよ。だから、片想いでもいいから、愛し続けたいの。でも真衣は弱いから、絶対今日の朝みたいに、他の人に当たっちゃうと思う。』
涙が出てきた。
けど真衣は頑張って喋り続けた。

『自分の気持ちがコントロール出来なくて…美菜とか、直樹君のこと…いっぱい傷つけちゃうよぉ…。真衣は…それだけは嫌な…の…。美菜にこれ以上…迷惑、かけたくないの…。だからお願い…もう友達でいるの…やめよ??』

最後らへんは声が震えていた。
嗚咽がすごいけど、頑張って話した本音。
美菜はどう受け止めるのかな…。
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