素直になりなよ

『亜衣…今のあたしと全く…一緒だね。…あたし今でも、先輩のこと…諦められないよ…。でも、先輩の夢を壊したくない…だから…忘れた方がいい…んだよ…ね…?…』

亜衣は微笑んだ。

『好きなら好きでいいんだよ。素直になりなよ。無理に忘れようとしないで、その気持ち、大切に取っておきな?いつかまた会えたら、それは偶然じゃなくて、運命だから。その時に好きっていう気持ち、伝えればいいんだよ。…真衣、もし真衣とその先輩が本当に結ばれる運命なら、いつか必ず出会えるよ。』

亜衣…ありがとう。
元気出たよ。
真衣は今でも将斗先輩が大好きなんだ。
だから、いつかまた会える日を待ってます。

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