【長編】Sweet Dentist
「んっ…でもダメ。心の準備が出来ていないもん」
甘い声を堪える千茉莉の姿に、もう少し時間をかけようと諦めて両手を離した。
ホッとした表情を見せる千茉莉には、まだあどけなさが残っている。
少女であって女の顔をもつ千茉莉。
俺の思考を唯一狂わせて、心を掻き乱す存在。
大切にしたいと思った初めての女だ。
絹で包むように大切に大切に少しずつ俺の色に染め上げていこう。
「クスッ…そうだな。ゆっくり進んでいこう。俺もこんな予定じゃなかったから何も用意して無いし」
「…用意?」
俺の言葉をオウム返しに繰り返す。
その無垢な表情に、思わず吹き出しそうになるのを堪えると、ニヤッと笑って耳元に唇を寄せた。
「正しい家族計画の必需品って知ってる?」
俺の言葉に暫く考えた後、ポン!と顔が赤くなる。
おっ、ちゃんと解ったらしい。
甘い声を堪える千茉莉の姿に、もう少し時間をかけようと諦めて両手を離した。
ホッとした表情を見せる千茉莉には、まだあどけなさが残っている。
少女であって女の顔をもつ千茉莉。
俺の思考を唯一狂わせて、心を掻き乱す存在。
大切にしたいと思った初めての女だ。
絹で包むように大切に大切に少しずつ俺の色に染め上げていこう。
「クスッ…そうだな。ゆっくり進んでいこう。俺もこんな予定じゃなかったから何も用意して無いし」
「…用意?」
俺の言葉をオウム返しに繰り返す。
その無垢な表情に、思わず吹き出しそうになるのを堪えると、ニヤッと笑って耳元に唇を寄せた。
「正しい家族計画の必需品って知ってる?」
俺の言葉に暫く考えた後、ポン!と顔が赤くなる。
おっ、ちゃんと解ったらしい。