初恋~俺が幸せにしてみせる~
☆★4★☆
翌日、彼女が乗ってくる駅が近付くに連れて
俺の心臓は高鳴り出した
いつもより丹念に
髪を整えていた
彼女はいつも同じ扉から乗ってくる
俺はいつも同じ席に
座っている
そして俺の隣の席は
いつも空いている
彼女はきょろきょろして電車に乗ってきた
俺を探しているのかと
少し期待をした
彼女は俺の姿を見付けて何の躊躇いもなく
俺の隣に座った
『おはよう!』
明るく声をかけてくれた
『おはよう』
俺も笑顔を向けた
『昨日は急に声かけて
ごめんね。本を選ぶ
邪魔しちゃったかな?』
彼女が俺の顔を
覗き込んで聞いてきた
俺の心臓は高鳴り出した
いつもより丹念に
髪を整えていた
彼女はいつも同じ扉から乗ってくる
俺はいつも同じ席に
座っている
そして俺の隣の席は
いつも空いている
彼女はきょろきょろして電車に乗ってきた
俺を探しているのかと
少し期待をした
彼女は俺の姿を見付けて何の躊躇いもなく
俺の隣に座った
『おはよう!』
明るく声をかけてくれた
『おはよう』
俺も笑顔を向けた
『昨日は急に声かけて
ごめんね。本を選ぶ
邪魔しちゃったかな?』
彼女が俺の顔を
覗き込んで聞いてきた