初恋~俺が幸せにしてみせる~
毎日顔を合わせる麻衣子

俺が麻衣子さんと
呼んだら、辞めてと
本気で怒られた

それ以来、俺たちは
名前を呼び捨てで
呼ぶようになっていた

麻衣子の事が少しずつ
わかってきた

好きな色

好きな景色

好きな食べ物

その他にも色々

もちろん俺の事も話した

毎日少しずつ
わかる事が増えた

それが嬉しかった

俺たちは気が合った

音楽や映画は
同じ趣味をしていた

それも嬉しかった

毎日少しの時間だけを
満喫していた

そう思っているのが
俺だけだったとしても
俺はそれで良かった

麻衣子をどんどん好きになっていった
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