初恋~俺が幸せにしてみせる~
彼女は俺より1つ
年下だった
名前を美晴といった
青空が似合いそうな
名前だと思った
そして窓の外は
雲一つない快晴だった
『大介さんは、なぜ
このお見合いを
引き受けたの?』
『まず、さん付けは
辞めてくれよ。大介で
いいから』
『じゃあ、私の事は
美晴でいいわ』
『わかった。それで
見合いの件だったよな。こんな事を言いたくは
ないんだけど、今回は
おばちゃんがうるくて
仕方なく引き受けた』
美晴はフフっと
軽く笑った
『実は私もなんだ。
今回初めてなんだけど
興味本位だった』
俺は驚いた
こんな可愛い顔して
なかなか言う事はキツい
だけど、この会話が
俺たちを和ませた
互いにその気はない
お見合いをさせられて
そのお見合いを逃げ出し今こうして笑っている
不思議な感覚だった
美晴の言葉の節々に
上品さを感じていたが
そんな思いも
いつの間にか消えていた
年下だった
名前を美晴といった
青空が似合いそうな
名前だと思った
そして窓の外は
雲一つない快晴だった
『大介さんは、なぜ
このお見合いを
引き受けたの?』
『まず、さん付けは
辞めてくれよ。大介で
いいから』
『じゃあ、私の事は
美晴でいいわ』
『わかった。それで
見合いの件だったよな。こんな事を言いたくは
ないんだけど、今回は
おばちゃんがうるくて
仕方なく引き受けた』
美晴はフフっと
軽く笑った
『実は私もなんだ。
今回初めてなんだけど
興味本位だった』
俺は驚いた
こんな可愛い顔して
なかなか言う事はキツい
だけど、この会話が
俺たちを和ませた
互いにその気はない
お見合いをさせられて
そのお見合いを逃げ出し今こうして笑っている
不思議な感覚だった
美晴の言葉の節々に
上品さを感じていたが
そんな思いも
いつの間にか消えていた