初恋~俺が幸せにしてみせる~
『おう。どうした?』
心の動揺と喜びを隠して平常心を装っていた
『何でもないけど
大介の声が聞きたくて』
千穂の言葉は俺を
もっと動揺させた
『飯食ったのか?』
『ううん。まだ。
大介は食べた?』
『まだ。食いに行く?』
『うん!』
何気ない会話だった
別に腹が減っていた
わけじゃない
ただ千穂に会いたかった
千穂の笑顔に会いたい
それだけだった
すぐに家を出ると
言って電話を切った
今度はすぐにメールの
着信が鳴っていた
美晴からだとわかった
タイミングの悪い…
俺はまたメールを
返信する事もなく
出かける支度をした
もう二日酔いなんて
忘れていた
吹き飛んでいた
千穂に会える
それだけで、幸せな
気持ちになれる
俺の中での千穂の存在が何よりだった
心の動揺と喜びを隠して平常心を装っていた
『何でもないけど
大介の声が聞きたくて』
千穂の言葉は俺を
もっと動揺させた
『飯食ったのか?』
『ううん。まだ。
大介は食べた?』
『まだ。食いに行く?』
『うん!』
何気ない会話だった
別に腹が減っていた
わけじゃない
ただ千穂に会いたかった
千穂の笑顔に会いたい
それだけだった
すぐに家を出ると
言って電話を切った
今度はすぐにメールの
着信が鳴っていた
美晴からだとわかった
タイミングの悪い…
俺はまたメールを
返信する事もなく
出かける支度をした
もう二日酔いなんて
忘れていた
吹き飛んでいた
千穂に会える
それだけで、幸せな
気持ちになれる
俺の中での千穂の存在が何よりだった