初恋~俺が幸せにしてみせる~
俺はジントニック
美晴はカシスオレンジ
無駄な言葉は一切
言わないバーテン
流れるピアノの音楽
雰囲気に飲み込まれ
そうになってしまう
俺はジントニックを
おかわりした
『美晴もなかなか
お酒強いじゃないか』
『もうほどよく
酔ってきてるけど』
さっきから美晴は
笑顔で俺の隣に居た
2杯目のジントニックが差し出された時に
美晴がトイレに立った
俺はトイレに向かう
美晴の背中を目で追い
綺麗だなと素直に思った
ゆっくりと流れるような空間の中でタバコに
火を点けていた
タバコの煙もゆっくりと上へ昇っていった
美晴がトイレから戻り
また笑顔で隣に座った
『大介の隣に居ると
安心して、何が起きても大丈夫のような感じ』
『そんな事言われたの
初めてだよ』
見つめ返す美晴が
とても綺麗に見えた
美晴が自分のグラスに
添えようとしていた
左手を俺の右手で
包み込んだ
驚いたような顔を
見せる事もなく、美晴は俺の手のぬくもりを
感じていた
美晴はカシスオレンジ
無駄な言葉は一切
言わないバーテン
流れるピアノの音楽
雰囲気に飲み込まれ
そうになってしまう
俺はジントニックを
おかわりした
『美晴もなかなか
お酒強いじゃないか』
『もうほどよく
酔ってきてるけど』
さっきから美晴は
笑顔で俺の隣に居た
2杯目のジントニックが差し出された時に
美晴がトイレに立った
俺はトイレに向かう
美晴の背中を目で追い
綺麗だなと素直に思った
ゆっくりと流れるような空間の中でタバコに
火を点けていた
タバコの煙もゆっくりと上へ昇っていった
美晴がトイレから戻り
また笑顔で隣に座った
『大介の隣に居ると
安心して、何が起きても大丈夫のような感じ』
『そんな事言われたの
初めてだよ』
見つめ返す美晴が
とても綺麗に見えた
美晴が自分のグラスに
添えようとしていた
左手を俺の右手で
包み込んだ
驚いたような顔を
見せる事もなく、美晴は俺の手のぬくもりを
感じていた