初恋~俺が幸せにしてみせる~
静まり返った図書館
麻衣子は緊張していた
周りをきょろきょろと
見回していた
俺たちは空いてる
テーブルに並んで座った
麻衣子の可愛いノートとペンケース
ノートに何かを
書き始めていた
その字は丁寧で
とても整っていた
たぶん習字でも
習っていたのだろう
麻衣子がノートを
指差した
俺が覗き込むと
“話してもいいの?”
俺は笑った
『もちろんだよ』
と小声で言った
『安心した』
と麻衣子も小声で言った
その天然さが
とても愛おしかった
麻衣子は教科書を
開きながら、ため息を
ついて、俺を見ていた
麻衣子は緊張していた
周りをきょろきょろと
見回していた
俺たちは空いてる
テーブルに並んで座った
麻衣子の可愛いノートとペンケース
ノートに何かを
書き始めていた
その字は丁寧で
とても整っていた
たぶん習字でも
習っていたのだろう
麻衣子がノートを
指差した
俺が覗き込むと
“話してもいいの?”
俺は笑った
『もちろんだよ』
と小声で言った
『安心した』
と麻衣子も小声で言った
その天然さが
とても愛おしかった
麻衣子は教科書を
開きながら、ため息を
ついて、俺を見ていた