初恋~俺が幸せにしてみせる~
美晴の気持ちを知りたい
でも俺にはどうする事も出来なかった
ただ時間が過ぎるのを
ずっと待っているだけ
美晴が動き出すのを
待っているだけだった
しばらくすると美晴が
起き上がった
『シャワー浴びて
きてもいいかな?』
俺の目を見る事もなく
ただ呟いていた
『あぁ』
それだけを言って
美晴が浴室へ行くのを
見送っているだけだった
部屋にはシャワーの
音だけが響いていた
どうすればいい…
ただそれだけを
ずっと考えていた
何の涙だったんだろう
俺が救ってやれるのか
俺でいいのか?
もしかして美晴…
忘れられない誰かが
居るんじゃないのか?
一瞬そんな思いが
よぎった瞬間に
浴室から美晴が出てきた
『じゃあ、俺も』
『うん』
また目を合わせる事も
ないままに、俺は
シャワーを浴びた
熱めのシャワーを
頭から思い切りかけた
浴室から出たら
美晴が居なくなって
いるんじゃないだろうかなんて考えていた
もしそうなっていたら
それっきりの相手
だったと思うべきなのか
そういう運命を背負ってしまったのだろうか
考えていくほどに
美晴の気持ちが
わからなかった
でも俺にはどうする事も出来なかった
ただ時間が過ぎるのを
ずっと待っているだけ
美晴が動き出すのを
待っているだけだった
しばらくすると美晴が
起き上がった
『シャワー浴びて
きてもいいかな?』
俺の目を見る事もなく
ただ呟いていた
『あぁ』
それだけを言って
美晴が浴室へ行くのを
見送っているだけだった
部屋にはシャワーの
音だけが響いていた
どうすればいい…
ただそれだけを
ずっと考えていた
何の涙だったんだろう
俺が救ってやれるのか
俺でいいのか?
もしかして美晴…
忘れられない誰かが
居るんじゃないのか?
一瞬そんな思いが
よぎった瞬間に
浴室から美晴が出てきた
『じゃあ、俺も』
『うん』
また目を合わせる事も
ないままに、俺は
シャワーを浴びた
熱めのシャワーを
頭から思い切りかけた
浴室から出たら
美晴が居なくなって
いるんじゃないだろうかなんて考えていた
もしそうなっていたら
それっきりの相手
だったと思うべきなのか
そういう運命を背負ってしまったのだろうか
考えていくほどに
美晴の気持ちが
わからなかった