初恋~俺が幸せにしてみせる~
『大介には悪い事を
したと思ってる。
大介はきっと私を憎み
恨んでしまうと思う…』
『そんな事はない』
俺は美晴の言葉を遮った
美晴は驚いたような
表情で俺を見ていた
俺は美晴に気付かされた
好きな人にはちゃんと
思いを伝えなきゃ
いけないんだって事
30過ぎて、今さらこんな気持ちになるなんて
馬鹿げてるって思ってた
この年になると、素直に自分の気持ちさえも
伝えられなくなる
でも美晴の気持ちを
聞かされて、自分の
愚かさに気付いていた
千穂の事が浮かんでくる
俺が一番愛してるのは
千穂なんだ
美晴じゃない
抱いてから気付くなんて俺も美晴も大人なんて
厄介なものになっていた
素直になろうじゃないか
お互いに
抱き合った事も
結婚しようと思った事も全て受け入れてから
自分が今やらなきゃ
いけない事をやろう
間違っていたんだよな
俺も美晴も
感情を隠して、別の
相手にぶつけても
どうにもならないって
わかったんだ
間違っていただけだ
気付いたのが早くて
良かったと思いたい
したと思ってる。
大介はきっと私を憎み
恨んでしまうと思う…』
『そんな事はない』
俺は美晴の言葉を遮った
美晴は驚いたような
表情で俺を見ていた
俺は美晴に気付かされた
好きな人にはちゃんと
思いを伝えなきゃ
いけないんだって事
30過ぎて、今さらこんな気持ちになるなんて
馬鹿げてるって思ってた
この年になると、素直に自分の気持ちさえも
伝えられなくなる
でも美晴の気持ちを
聞かされて、自分の
愚かさに気付いていた
千穂の事が浮かんでくる
俺が一番愛してるのは
千穂なんだ
美晴じゃない
抱いてから気付くなんて俺も美晴も大人なんて
厄介なものになっていた
素直になろうじゃないか
お互いに
抱き合った事も
結婚しようと思った事も全て受け入れてから
自分が今やらなきゃ
いけない事をやろう
間違っていたんだよな
俺も美晴も
感情を隠して、別の
相手にぶつけても
どうにもならないって
わかったんだ
間違っていただけだ
気付いたのが早くて
良かったと思いたい