初恋~俺が幸せにしてみせる~
『俺はあの人に
千穂を頼まれなくても
ちゃんと幸せにする
つもりでいたんだ。
あの人から奪って
幸せにしてやるって
ずっと思ってた』
俺は噛みしめるように
言葉を発していた
自分が思っていた事を
全て素直に話していた
千穂の瞳から流れる涙は止まらなかった
『ありがとう、大介』
『必ず千穂を幸せに
するから』
『うん。私も大介となら幸せになれる』
『あの人の面影を
消してくれとは
言わない。2人で
あの人を忘れないで
生きていこうな』
千穂の中には今もまだ
北川さんの姿があるのは最初からわかっていた
それでも良かったんだ
それでも俺は千穂に
プロポーズしたかった
俺が幸せにするんだってちゃんと伝えたかった
千穂の幸せって何だ?
と考えていた自分にも
言い聞かせてきたんだ
俺が幸せだと思えたら
それが千穂にとっても
幸せだと思えるって
そう信じたかった
後戻りはしたくないし
未来しか見たくない
そしてその未来には
千穂と一緒である事が
大前提だという事だ
格好悪いプロポーズは
見事に成功してくれた
情けない男でごめんな
それでもプロポーズを
受け入れてくれて
ありがとう、千穂
千穂を頼まれなくても
ちゃんと幸せにする
つもりでいたんだ。
あの人から奪って
幸せにしてやるって
ずっと思ってた』
俺は噛みしめるように
言葉を発していた
自分が思っていた事を
全て素直に話していた
千穂の瞳から流れる涙は止まらなかった
『ありがとう、大介』
『必ず千穂を幸せに
するから』
『うん。私も大介となら幸せになれる』
『あの人の面影を
消してくれとは
言わない。2人で
あの人を忘れないで
生きていこうな』
千穂の中には今もまだ
北川さんの姿があるのは最初からわかっていた
それでも良かったんだ
それでも俺は千穂に
プロポーズしたかった
俺が幸せにするんだってちゃんと伝えたかった
千穂の幸せって何だ?
と考えていた自分にも
言い聞かせてきたんだ
俺が幸せだと思えたら
それが千穂にとっても
幸せだと思えるって
そう信じたかった
後戻りはしたくないし
未来しか見たくない
そしてその未来には
千穂と一緒である事が
大前提だという事だ
格好悪いプロポーズは
見事に成功してくれた
情けない男でごめんな
それでもプロポーズを
受け入れてくれて
ありがとう、千穂