もう一度咲く恋物語

それから、次の日も次の日も私は屋上に行った。
そして、桐嶋とずっと他愛もない話で盛り上がっていた。

その度に何気ないことで桐嶋にときめいていった…。


「お前さぁ、好きな奴とかいんのか?」

「…は?何、いきなり…」


桐嶋の問いにビックリした。


「いや…、なんとなく…っな!」


いつもはそんなことを言わない桐嶋だったから不思議だった。


「ん~、好きかどうかは分からないなぁ」

「そう…か」


私はこの際だから聞いてみた。
それは無いって言われる質問だろうけど…。


「桐嶋はさぁ、教師と生徒の恋愛ってあると思う派?」


…少し、嫌な質問なのかもしれない…。
だけど、私は気になった。
< 16 / 16 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

最後の恋
みりの/著

総文字数/17,463

恋愛(その他)75ページ

表紙を見る
好き‥
みりの/著

総文字数/1,534

詩・短歌・俳句・川柳13ページ

表紙を見る
【短】キャッチボール
みりの/著

総文字数/3,400

恋愛(その他)27ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop