変わらないもの
孫「なんで、リーダーはこなかったのデスカ?」

チビ「リーダーは、昔から自分の正義を貫くっていう人だった。だけどいつからか私はリーダーとは、疎遠になって、今じゃ遠くの人になってしまった・・・・・いつからかなぁ?」


孫「正義を貫くって、いい事デスヨ?」

ちび「あぁいい事だよ、只それだけじゃない・・・・」


でっかいマンションの前でちびは止まった。

ちび「着いたよ」

孫「ココデスカ?・・・・」

マンションが光をぼんやり放っている。

ジャンは震えながら、涙を流していた。

孫「おじいちゃん?大丈夫?

ジャン「ま、まだっ・・・・・・木の上から、ロープが垂れてるんだなぁ・・・・・。上ってたんだよなぁ。そうだぁ・・・・・昔はあの上で眠れたんだぁった。」

チビ「・・・・・・・・・・」

チビはジャンの肩に手を置いた。

ジャン「チビか?基地が見・・見えるよ。まったく変わってないんだなぁ・・・・。
屈しない・冷静に・忘れるな....忘れるわけ・・・・ないさ・・・。」

チビ「あぁ・・・・・・・・・。
もちろん覚えてるさ。
基地は、あれから変わらず建ち続けたんだ。きっと僕らが誓いを守っていたから・・・・」


チビは涙を流していた。

マンションの光は三人を照らしている。
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