続・いまだ知らない、恋心。【短編】
「いいやんこれぐらいー。」


「良くねぇよガキ!出てけ!」



やだー!と言いながら神崎は私のベットの上でゴロゴロ転がってだだをこねた。


うん。やっぱこいつ馬鹿だ。



「お前、シャワー浴びたのかよ?」


「おう。スージーは?」

「浴びたよ。だから早く寝たい。」


「じゃ、寝れば?俺もうちょいしたら部屋に帰るわ。」


「…どこで寝ろと?」


「俺の隣り。2年の時みたいにさぁ。」



こいつ、ひょっとしたら天然が入ってるかも。


寝れるかっての。


時と場合を考えろよ。


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