続・いまだ知らない、恋心。【短編】
「スージー!また1人でおるん?」


「関係ねぇだろてめぇには。てめぇのダチこそどこ行ったんだ?」


「さぁ、知らん。無理やりあの娘に連れられたからなぁ。」



なんか、もうやだ。


1人あたふたしちゃって、馬鹿みたい。


話しかけないでよ。


とか私が思っているとは知らずに、神崎は私の隣りを歩く。



「早くお友達の所に行けば?」


「どないしたん?」


「別に。」



もうこいつに対しての恋愛感情なんて持ってないんだ。


そうなんだ。


認めない。


そう決めた。


だったら最後まで認めてたまるものか。


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