続・いまだ知らない、恋心。【短編】
『神崎、帰れ。どさくさに紛れてサボろうとするな。』


「えー!先生、俺はスージーが心配…ってなにスージー、何でそんなに殺気立ってるの!?」


「てめぇが話すと頭に響くんだよ。帰れ。」


「はぁい。」



あいつ、今まで気付かなかったけど、男のわりには声が高い。


何と言うか、歌手の声だ。


って何分析してんだ私!

…いいや。寝よ。


怒られてもいいから、寝たい気分だ。


ついでにこの、もやもやした気分を取り払おう。


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