猫と少女と少年と
しばらくして、着いたのはこの人たちの家ではなく、病院。

何で病院なんだ?
ま・・・まさか俺じゃぁねーよなぁ・・?俺が捨てられて冷たい体してるからか?それとも俺の顔色が悪かったからかぁぁーー!?



「あのすみません。この猫がさっき公園で捨てられてたんですけど、一人にしていると、死んでしまうかもしれませんし、陽毬の病室のベランダに居させてあげることってできますか?」

少女の母親が看護婦とかいうひとにきいていた。

てことは、この少女が入院を・・・?


「そうですね~・・・。陽毬様が猫アレルギーではないのなら、大丈夫だとおもいます。でも、他の患者さんの所へは入らせないようにしてくだい。」

「「ありがとうございます!」」

二人がお礼を言っていた。
よっしゃーー俺もすめるところができたぞーー!!






それからしばらくして、少女の母親は用事があるみたいで帰っていった。その後、少女の病室へ行くことにした。

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