猫と少女と少年と
猫のやきもち
「澪ー!あさだよ~って、なんだぁもう起きてたんだ。」
起きてるよ。とっくの昔に。
まぁ、陽毬だから、別に何にも思わないけど。
今日は昨日の天気とは全く違って、おひさまの光が射している。ベランダから見える道には、水たまりがたくさんあり、それに光が反射して、とっても眩しい。
でも、昨日の段ボールの中に居たときと比べると、暖かくて、自分は拾われたんだなぁと、改めて実感する。
「ミャーォ!」
「おはよ!澪!よく眠れた?」
ああ、おかげさまで。
「あっそうそう、澪に言っておきたかったんだけど、十時くらいになったら、私のお客さんが病室にくるけど、暴れたりはしないでね!」
《客?》
いったい誰なんだろうか・・・?
起きてるよ。とっくの昔に。
まぁ、陽毬だから、別に何にも思わないけど。
今日は昨日の天気とは全く違って、おひさまの光が射している。ベランダから見える道には、水たまりがたくさんあり、それに光が反射して、とっても眩しい。
でも、昨日の段ボールの中に居たときと比べると、暖かくて、自分は拾われたんだなぁと、改めて実感する。
「ミャーォ!」
「おはよ!澪!よく眠れた?」
ああ、おかげさまで。
「あっそうそう、澪に言っておきたかったんだけど、十時くらいになったら、私のお客さんが病室にくるけど、暴れたりはしないでね!」
《客?》
いったい誰なんだろうか・・・?