ジェットストリーム
何故かと言えば、俺を信用していないからである。

「身体を空け渡せば、何をするか分からない。」

そう言って、断固として目を瞑らなかった。
しかも、売店で眠気覚ましのガムまで買ってくる用意周到ぶり。

どこまで、人を疑えば気が済むのか。

俺の方はと言うと、この状態で眠れるかどうか不安だったが、どうやらそれは取り越し苦労だったようで、ぐっすり快眠出来た。

元気一杯。
すこぶる調子が良い。
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